高橋留美子の昔の作品に、人魚の森、人魚の傷といった人魚シリーズがあります。初めて人魚シリーズに出逢った当初、小学4年ぐらいだった私にはいろんな意味インパクトのある作品でした。不気味で怖いシーンも多々あり、トイレで読もうと置いておいたところ何気なく手に取った当初の父が一読してみても不気味なところが印象的だと云っていたのを覚えています。
しかしながら、人魚シリーズは単に怖くて不気味なだけの作品ではありません。人魚の肉を食べてしまったゆえに不老不死となった身の勇太を始め、同じ運命を辿る人間との出逢いと別れ、愛と絆。そして勇太も人魚の傷のストーリーの中で真人に云っていた、骨身に染みる孤独。訴えてくるものは十分にある作品ですね。
そして本当に、いい作品というものはサントラなど音楽も抜群にいいものだということを確信できます。今になってサントラひとつ聴き直してみただけでも、やっぱりこの作品は壮絶の一言に尽きますね。聴き込んでいくほどに、まさに珠玉の名曲集・・・本当によくぞこれだけ原作を音楽で表したものだと唸ってしまうような再現ぶりです。”永遠なる息吹き”、”出会い”、””Like An Angel””、””ビーズオブティアーズ””あたり絶品ですね。黙ってじーっと聴いていると思わず泣けてくるほど、訴えかけてくるような底力を感じます。
今や知る人ぞ知る人魚シリーズ。YouTubeではMermaid’s ScarとかForestという英訳されたタイトルで、人魚シリーズの英語吹き替え版までもが出回っているところもまた嬉しいです。中には、Yuuta loveなんていうコメントも見受けられ、強さに裏打ちされた芯のある優しさを持ち合わせている勇太は作品以外の女性にもモテている模様(笑)と思うとおもしろいですね。
いろいろな意味、インパクトのある人魚シリーズへの想いでした。

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